会長挨拶

帯広市食産業振興協議会 会長 金山紀久

帯広市食産業振興協議会

会長 金山 紀久

 帯広市食産業振興協議会は、生産から消費までの食に係わる幅広い関係者が連携し、農産物を活用し付加価値の高い製品等を創出することを目的に、平成19年11月に発足しました。これまで十勝産小麦に高付加価値を中心に、地場産農産物の付加価値向上に取り組み、具体的に販売に至った開発商品も生まれてきております。

 社会が成熟化し、地域の発展方向が多様化した時代には、経済活性化を地域自らが考え、行動しなくてはならないと思います。しかし、日本有数の畑作地帯である十勝で、地場産農産物を地域内で積極的に加工し、製品化して売り出そうとする取組は、必ずしも活発ではありませんでした。

帯広市食産業振興協議会では、食に関わる関係者が付加価値の高い製品を創出する目的に向かって連携を明確に意識し、新たな商品を生み出し、育むための活動を行っており、これらは地域経済を活性化するためのひとつの有効な方策・モデルとなる取組だと考えています。

 帯広信用金庫と帯広畜産大学の共同研究で、十勝権の産業連関表の分析から、地産地消の経済効果を分析した事例がありますが、地場産農産物を十勝の地域内で加工し、付加価値を高めて製品化する場合、地域への経済波及効果倍率が高く、経済効果が高いことがわかりました。

 これからも帯広市食産業振興協議会の活動を継続し、さらに進化させていくことで、地域経済の活性化のビジネスモデルを生み出していきたいと思っております。

 今後とも、地域の皆様はもとより、多くの皆さんのご支援ご協力をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

組織概要

名称 帯広市食産業振興協議会
所在地 〒080-8670
帯広市西5条南7丁目1番地 帯広市産業連携室内
TEL:0155-65-4163 FAX:0155-25-8254
目的 生産から消費までの食に係わる幅広い関係者が連携し、帯広市で生産される農産物を活用し、付加価値の高い製品等を創出することを目的とする。
事業 1.農産物の生産、加工、流通、販売に関わる企業や農業者、試験研究機関等関係機関が連携する場の構築及び各種情報提供、交渉に関すること
2.農産物の付加価値向上に関すること
3.その他目的の達成に必要な書類
組織 正会員14名、賛助会員62名(平成23年1月1日現在)
規約 帯広市食産業振興協議会 規約PDF
賛助会員 帯広市食産業振興協議会では、当会の趣旨に賛同・協力いただける方を賛助会員として募集しています。賛助会員の皆様には、当会からイベント・セミナー等の案内、農産物の付加価値向上に繋がる各種制度の紹介などを、電子メール等を活用してご連絡いたします。農産物付加価値向上に一緒に取り組んでいただける方の積極的な参加をお待ちしております。
必要事項を記入の上、FAXまたはPDFでお申込ください。
賛助会員申込書PDF

北海道帯広市 産業連携室(直通)

帯広市産業連携室の電話番号

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